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ライオンおじさんから見た不動産・金融業界のこと、地元熊本のこと、会社で起こる笑えることなど日々の生活を通して感じたことなどをつづっています。
by ueda_kk
夏目漱石  22・05・15  土曜日  曇り 
最近のある出来事です。 
もう10年以上前に 当社で土地をお世話したお客さん(お婆ちゃん)から
「隣接の楠木の枝が自宅の物置に伸びてきているから切ってくれる様に言って欲しい」 
そんな依頼があったんです。

私は「切っていいですか?」の方が 角が立たなくて 手っとり早いと思いますよ、、、。と回答したんです。
でも 何だかご不満そうだったので それとなく先方の持ち主に電話したら「ご自分で切られるならいいですよ」との回答、、、再度 その旨をお客さんに伝えたら そのお婆ちゃん 別の業者に依頼して その所有者に「切ってくれ」と再交渉させたらしいんです。しかも「切るのは当然」みたいな口調で、、、。
これでこじれて「もう 枝は切らせない」となってしまって 私が菓子折りを持って「調停」に行く羽目に、、、。

結局 お婆ちゃんは 私のアドバイスを受入れて 自分の出入りの植木屋さんで切ってもらうことになったんです。、、、、、ちなみに物置の屋根に1~2m枝が伸びてるだけですから 費用は些少で、、、。

多少の行き違いもあり「大人げないことしました 最初からそうすれば角が立たなかったのに」と平謝りされましたけど、、、、 やはりこのケースは本人が柔らしくお願いに出向べきだったし、ましてや 切るのが当然 みたいな態度は絶対タブーでしょう。

お隣がゴミ屋敷ならともかく 木の枝くらいで 権利の正論のといちいち 主張し過ぎると 角が立って気まずい事になるのは自明ですから。自分でさっさと切ればいいんですよ。(私は勝手に切って怒られた事アリですが、、。)、、木陰も新緑も小鳥も来て恩恵もあるんですけどネ、、、。それとも木の傍に 家は建てない、、?

 
漱石先生も言ってますよ「智に働けば 角が立つ 、、、、、、、とかくこの世は住みにくい」、、、、、、
ご明察です、、 意地を通せば窮屈だ、、ホント、ホント、、、。 

by ueda_kk | 2010-05-15 16:33
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